改造前に現状の撮影
いよいよ、ESCAPE R3にドロハンを取りつける。当然のことながら、取り付ける前に、今ついているハンドルバーをはずさなければならない。念のため、ワイヤーの取り回しを写真に撮っておく。
ハンドルの付け替え
ブレーキとシフターのワイヤーをはずし、バーエンド、グリップ、デュアルコントロールレバーをハンドルからはずしていく。作業をしながら不安がよぎるが、もう後戻りはできない。
最後にフラットバーがついたステムをはずし、新しいTNIのステムを取りつけ、バーコンとブレーキレバーのついた、TNIのドロハンを固定する。コラムスペーサの量は、フラットバーがついていた時と同じ、ハンドルの角度は、バーコン側が気持ち下になるようにしておいた。
シフターのワイヤー取り付け
引き続き、シフターのワイヤーを取りつける。取り回しの方法は、バーコンを使用した数少ない完成車の中から、サーリーの「クロスチェック」を参照させてもらった。下画像を参考にしながら、アウターの長さを決める。
ワイヤーカッターがないので、ペンチで代用する。きれいに切ることができず、千枚通しでつぶれたアウターワイヤーの穴を広げ、金やすりで切り口を整える。
バーコンにインナーを通し、アウターをはめ、所定のルートでディレイラーまで持ってきた後、ペンチで適度に引っ張りながら、ワイヤーを固定した。固定した後、ワイヤーを思い切り引っ張ってのばし、再度ディレイラーに固定しなおす。
(作業の過程を画像に残すため、デジカメを用意してあったのにもかかわらず、とり忘れたことにこの辺で気づいた・・・が、もう遅い 😓 )
で、前後のシフターワイヤーを取り付けたのが下画像。
追記
後日、ワイヤーの取り回し方に間違いがあることに気づいて直した。上の画像では、アウターがヘッドチューブの前でクロスしているが、クロスしないのが正解。なんで、こんな単純なミスをしたのか、これで正常に動作した(?)のか不思議でならない・・・ 🙁 。
シフターの動作確認〜初めてのわりに問題なかった
バーコンを操作して、シフトチェンジしてみる。初めのことなので、何らかの問題が起こるのを覚悟していたが、あっさり成功したようだ。
リア側ははカチカチ小気味よく、フロント側は、いい意味でマッタリとチェンジしてくれる。ディレイラーの取り付けから調整まで、サイクルショップ ナカムラの作業が完璧だったということだろう。なにせ、自分がやったことは、ワイヤーを引っ張って固定しただけだ。それでも、うれしさひとしおであった。
ハンドルのポジションは翌日以降の課題
ここまで作業して、ハンドルの高さ、角度、ブラケットの位置を確認するため、ローラーに乗ることにする。
ブラケットの位置が遠すぎるせいか、10分ものらないうちに腕が痛くなる。このポジションではまったくだめだ。ハンドルの高さも、もう少し低くしたほうがいいかもしれない。この辺の調整は後日行うことにする。
(この記事は旧自宅サーバから転載したものです)