はじめに
Macでスクリーンショットを撮るとデスクトップに保存されます。1,2枚なら整理するのも苦になりませんが、何十枚もたまってくるとデスクトップが煩雑になり、整理するのも大変です。
また、スクリーンショットで保存されるファイル名はデフォルトで「スクリーンショット+年-月-日 時.分.秒」と、とても長くなります。そこで「スクリーンショット」という文字列を削除し、「年-月-日 時.分.秒」だけのシンプルなファイル名にしてみました。
Macのスクリーンショット 保存先の変更
デスクトップが煩雑になるの避けることを第一義に、Picturesフォルダにスクリーンショット専用のフォルダをつくり保存することにしました。
以下、ターミナル(Terminal.app)での作業になります。
- pictureフォルダ内にScreenShotフォルダを作成
- 保存先の変更
- 設定の反映
$ mkdir Pictures/ScreenShot
$ defaults write com.apple.screencapture location ~/Pictures/ScreenShot
$ killall SystemUIServer
これでPictures内のScreenShotフォルダにスクリーンショットが保存されるようになりました。
Macのスクリーンショット ファイル名の「スクリーンショット」を削除する
スクリーンショットのデフォルトのファイル名は
で、個人的にはすべてのファイルに「スクリーンショット」という文字が入るのがいやでした。なので、キャプチャーした時間だけをファイル名にしてみました。
これもターミナル(terminal.app)での変更になります。手順は一つだけです。
- 文字列を削除
$ defaults write com.apple.screencapture name “”
以上で、ファイル名が「2017-12-16 11.34.13」とシンプルになりました。
ちなみに、「スクリーンショット」の文字列をたとえば「capture」に変更したい場合は
$ defaults write com.apple.screencapture name capture
とすれば、ファイル名は「capture 2017-12-16 11.34.13」となります。
また、デフォルトに戻したい場合は
$ defaults write com.apple.screencapture name スクリーンショット
とすれば、元に戻ります。
Macのスクリーンショット ファイル名の年月日時分秒を削除する
上ではファイル名を削除してみましたが、逆に「キャプチャーした時刻はいらないよ」ということがあるかもしれません。その場合はターミナルから
$ defaults write com.apple.screencapture include-date -bool false
とすれば、ファイル名の後ろに連番の数字が付く形で保存されます。
デフォルトに戻したい場合は
$ defaults delete com.apple.screencapture include-date“`
Macのスクリーンショット 保存するファイル形式を変更する
Macでスクリーンキャプチャーするとデフォルトでは「png」形式で保存されます。これを下のファイル形式に変更することが可能です。
- jpg
- gif
- png
- bmp
- tiff
ターミナルから
$ defaults write com.apple.screencapture type ファイル形式
としたあと、設定を反映させるために
$ killall SystemUIServer
とすればオーケーです。pngの代わりにjpgに変更するのが一般的でしょうか?
最後に
この設定のおかげで、いくらスクリーンキャプチャーしてもデスクトップが汚くなることはなくなりました。また、ファイル名もすっきりしてキャプチャー作業がはかどります。
なお、1日分のスクリーンショットは別フォルダーに移動して整理することで~/Pictures/ScreenShotフォルダー内が煩雑になるのを防いでいます。