網走管内滝見ツアーの2日目は斜里町、知床半島の滝見。クルージングがメインの日となりました。
本来の滝見の趣旨とは違うんですが・・・。そもそもクルージングして滝を見ようと思ったのは、車では絶対に行くことができないのに道路地図に「カシュニの滝」がのっていたから。
遊覧船からこの滝を見ることができることを知り、これを機会にぜひ見てやろうと思いました。
ウトロに入る前に普通の滝見
朝4時起床、4時40分清里町Aコープ駐車場を出発。「男鹿の滝」に向かうが途中林道残雪のため、到達できず。引き返して斜里町へ向かう。
宇登呂に入る前に「オシンコシンの滝」「三段の滝(三重の滝)」によりビデオ撮影。
男鹿の滝にはたどり着けませんでしたが、翌年の記録を含めこちらのページで。
オシンコシンの滝は、これまでも何度か見たことがありますが融雪期に見るのは初めて。今までとは違う豪快で荒々しい姿を見ることができました。
三段の滝(三重の滝)は滝の看板はあったかと思いますが、見応え度はいまいちというか、ちょっと残念な滝でした。
知床半島クルージングの旅
11時過ぎ、宇登呂港近くの「ゴジラ岩観光」のクルーザー乗船受付所に到着。12時10分宇登呂港を出発。
天気がよく気持ちがよかったが、やはり風は冷たい。厚手の上着は必須だ。この季節しか見られない滝も見られ、すばらしいクルージング。
カシュニの滝を越えると目だった滝はないが、熊が海岸を歩いていたり(遠目で見えなかったが、添乗員さんには見えたらしい)終点の知床岬が見えたときはチョー感動!
クルーザーで見る知床半島の滝 | 北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜に、この日船の上から見た滝の一覧を掲載しています。
ゴジラ岩観光を選択した理由
いくつかある観光船の会社の中からゴジラ岩観光さんを選んだ理由がありました。
観光船には大きな遊覧船と小型のクルーザータイプの2タイプがあります。どちらも一長一短がありますが、小型船の方大型船より陸に近い場所を航行するのではないかと考え、小型船の運行をしているゴジラ岩観光に決めました。
今でこそ(2017年)たくさんの会社がありますが、2004年当時小型船の運航をしているのはゴジラ岩観光さんくらいしかなかったような記憶があります(定かではありません。違っていたらすみません)。
ちなみに大型船のメリットは、揺れが少なく、ゆったりとした船旅ができることではないでしょうか。トイレや売店など、船内の設備も充実していることも安心して船旅を楽しめる要因の一つではないかと思います。
フレペの滝と日暮れの滝
15時過ぎ、宇登呂港にもどり、そのまま「フレペの滝」へ向かう。
自然センターから滝へ向かう遊歩道上の鹿の大群にちょっと驚く。野生なのであろうが、人を見ても全然逃げないのが不思議だった。
最後にホテルと民家の間におちる「無名の滝」を撮影。
フレペの滝 / 乙女の涙 詳細はこちら。
初めて見た時は名前があるとは思ってもみませんでしたが、日暮れの滝という名前があることを何年かあとに知りました。
北こぶしで汗をながし日の入りを眺める至福の時間
ホテル「北こぶし」で入浴、1000円は高いがホテルの温泉なのでしょうがないか。風呂から上がってプユニ岬近くの高台で夕日を日が沈むまでボーっと眺める。すばらしいひととき。
この日は宇登呂港で車中泊。走行距離は145.6km。
ウトロ温泉街に数ある温泉宿から「知床グランドホテル 北こぶし」を選んだ深い理由はありません。最後に撮影した日暮れの滝に一番近かっただけでした。