ことはなさけのあるものを〜島崎藤村の詩から

わき目もふらず急ぎゆく

君がゆくへは何処ぞや

琴花酒のあるものを

とどまりたまへ旅人よ


当サイトのサブタイトルにある「スローライフ」は、「気持ちに余裕、ゆとりを持つこと」という意味合いで使っている。ゆったりと、なすがままに・・・。

無理をおしてまでがむしゃらに走り続けた末、体をこわしてしまった自分への戒めを、新サイトのタイトルに込めてみた。

そんな気持ちを代弁してくれるかのような、この島崎藤村の詩(でいいのかな?)。理系の管理人、文学的センスはほとんど皆無に近いのだが、偶然見つけたこの一節には、思いっきり心を引かれたので、ここに記録しておくことにする。

後日調べてみたら、「若菜集」という詩集の「酔歌」という詩の一節のようだ。


(この記事は旧自宅サーバから転載したものです)

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