※札幌明和病院は平成27年10月から「札幌朗愛会病院」と名称変更しました。この記事は2008年5月に書いたものをリライトしたものです。
入院する日の午前中は空腹に堪えながらの仕事だった
今日は、生まれて初めての入院の日。大腸の内視鏡検査のため。いきさつは、2008年4月21日の日記に掲載している。
この日の夕方、午後4時までに病院に行けばいいとのことだったので、朝は普通に起きて普通に会社に行く。
唯一普通でなかったのは朝食。明朝の検査時に、大腸の中が空っぽの状態になっていなければならないため、今日一日の食事は「エニマクリンPO」という検査食になる。で、朝食は白粥に卵あんをかけたものに、インスタントみそ汁のみ。
久しぶりにバスと地下鉄を乗り継いでの出勤。毎日だとあきるが、たまに乗るとちょっと新鮮な感じ。(ESCAPE R3購入以来、ほとんど毎日チャリ通)
出勤してまもなく、空腹感をおぼえる。が、昼飯は「ゼリーミール」というリンゴ果汁ベースのゼリー状の飲み物のみ。これを飲んで空腹感がなくなるわけがない。むしろ、これを飲む前以上に増したような気がする。
この日に、最低限やらなければならない仕事をすませ、午後3時15分会社を出る。
明和病院で入院手続き
かみさんが迎えに来た車で、「明和病院」へ直行し、午後4時15分前に到着。
入院手続きはあっさり終わり、6人部屋の病室に通される。同じ部屋には他に3人。
病衣に着替えたあと、体温と血圧を測り、体調や過去の病歴についていろいろ聞かれる。一通りのことを終えると、急に空腹感が戻ってくる。
入院1日目の夕飯はスープのみ
無駄な体力を使わないように、ベッドに横になっている。
午後6時、夕食。小どんぶり一杯のスープ。「かわいそうだけど、これだけね」と、食事を運んできた看護士さん。
コーンスープっぽい味がしたが、あとで調べたら、ジャガイモがベースになっているようだ。5分ほどで飲み終え、またベッドに横になる。
何も考えずに、持ってきた本を読んで過ごす。何も考えないという行為も、たまにはいいものだ。
下剤を飲んで就寝
午後7時過ぎ、コップ一杯分の液体の下剤を飲む。味はそれほど悪くないが、異常に甘ったい微炭酸系。
飲んですぐには何事もなかったが、一時間半くらいたって、便意をもよおす。何度もトイレに行く内に、完全に水状の便となる。一応、念のため紙おむつをもらって寝ることにする。
午後9時半、消灯。明日は5時に起こされることになっていたが、なかなか寝付かれない。入院初夜は、こうして終わる。
(この記事は旧自宅サーバから転載したものです)