PHPのインストールと設定〜MacOSX自宅サーバ構築その9

PHPとは?

PHP(Hypertext Preprocesser)とは、動的にHTMLデータを生成することによって、動的なウェブページを実現することを目的としたプログラミング言語、またその処理体系のことをいう。

ウェブサーバ上で動作して、ウェブサーバ上の文書から要求されるたびに、文書に記述されたPHPのプログラムを実行し、その結果をウェブブラウザに送信する。

MacにもインストールされているPHP・・・だが

実はMac OS Xをインストールした段階で、PHPの実行環境は整っている。

ただ、プリインストールされているバージョンがやや古いこと、追加機能が限られたものになっている、という2点から、新しいバージョンのものをインストールすることにする。

PHPインストールの前に

インストールの前に、当サーバにおけるPHPに対する基本的精神を確認しておくことにする。

  • バージョンは5.0.x系とする
  • マルチバイト関数を有効にする
  • 画像処理プログラムGDのインストール

最後のGDについては、同じ画像処理用として「Imagemagick」をインストールしてあるので不要に思えたが、Xoopsのモジュールによっては、GDのみに対応しているものがあるということなので、一応入れておくことにする。

ということで、まずGDのインストールを行うことにする。PHPをインストールした後にGDをインストールしても、GDの機能が有効にならないそうだ。

そしてGDをインストールする前にImagemagickの所でも出てきたlibjpegやlibpngなどのライブラリをインストールしなければならないとのこと。この辺のことは、たくさんのサイトを参考にさせてもらったが、失敗談も多く、UNIX素人の管理人にはハードルが高そうだ。

PHPのインストール

サイトを検索していると、下画像のページを見つけた。
PHP01

PHPのパッケージ版を紹介しているページのようだ。
PHP02
得意ではない英語だが、Introducutionの項で、拡張機能をみると

MySQLやPostgreSQLデータベース
GDが使える(png、jpeg、Postscript Type1などのオプションあり)

という項目がある。

さらにページの下の方にいくと、
PHP03

PHP 5 on MAC OS X 10.4,PPC and Intel

というのが目に入る。これはだめ元でも試してみる価値がありそう。その下の

PHP 5.2.4 for Apache 1.3

をクリックすると、ダウンロードが始まり、終了するとデスクトップに PHP04 ができた。これをダブルクリックすると解凍され、 PHP05 が現れる。

(apacheが起動していることを確認してから)このアイコンをダブルクリックすると、Mac標準のインストーラが表示されるので、あとは指示通り作業を進めれば、インストールは完了する。

PHPは想定どおりインストールされたか?

はたして、希望通りのPHPがインストールされたのか、確認してみる。

エディタmiで

<?php phpinfo() ?>

と入力し、test.phpのファイル名で、/Library/Webserver/Documentsディレクトリ内に保存する。

ウェブブラウザで

http://localhost/test.php

にアクセスすると・・・

PHP06
が表示されれば、インストールは成功・・・ 🙂

GDはインストールされているか

気になるGDだが、左画像の通りバージョン2.0.34が有効になっている。jpeg、pngなどももちろん有効だ。
PHP07

マルチバイト関数も有効

PHP08

MySQLももちろん有効

PHP09

php.ini(環境設定ファイル)の設定

php.iniは、PHPに関する全体的な動作・環境を設定するファイルで、

/usr/local/php5/lib/php.ini

に、格納されている。基本的には、デフォルトの設定で問題はないが、当サイトでは将来、動画のアップロードを行う予定があり、デフォルトのアップロードサイズでは小さすぎるので、この部分だけ今のうちに変更しておくことにした。

アップロードできる最大サイズは、「upload_max_filesize」で決められ、デフォルトでは2MBとなっている。terminalのエディタnanoで、この部分を変更した。

upload_max_filesize = 2M(デフォルト値) → 16M

こんなに大きなファイルをアップロードすることは、ほとんどないと思われるが、長めの動画ファイルのアップロードも視野に入れ、一応このサイズにしてみた。

また、この変更に伴って「post_max_size」も変更しなければならない。デフォルトでは8MBとなっているが、「upload_max_filesize」を8倍にしたので、これも8倍の64MBに設定した。

post_max_size = 8M(デフォルト値) → 64M

この「post_max_size」については、何を意味するのかがわからないが、PHPマニュアルのウェブサイトのこのページから引用させてもらう。

post_max_size integer
POSTデータに許可される最大サイズを設定します。この設定は、ファイルアップロードに
も影響します。大きなファイルをアップロード するには、この値を upload_max_filesize
より大きく設定する必要があります。 configureスクリプトでメモリ制限を有効とした場合、memory_limitも ファイルアップロードに影響します。一般的に memory_limit は、post_max_sizeよりも大きく する必要があります。 integerを使用する際、 その値はバイト単位で測られます。 この FAQ に記載された 短縮表記を使用することも可能です。POSTデータの大きさが、post_max_sizeより大きい場合、 $_POST と $_FILES superglobalsは空になります。(以下 省略)

apacheの再起動

PHPをインストールした後、また、php.iniファイルを変更した場合、apacheを再起動しなければならない。

「環境設定」→「共有」から、パーソナルWEB共有を一度停止してから、また開始する、またはTerminalから

sudo apachectl restart

とタイプしてリターンキーをおす。どちらの方法でも、apacheが再起動される。

参照させていただいたサイトに謝意

当初、GDをインストールしたあとPHPをソースからコンパイルする予定だったのが、便利なパッケージを偶然見つけて、サックリとPHPのインストールが終了した。先人たちの努力を思うと、本当に便利な世の中になったものだと思う・・・ 🙂 。

最後に、PHPのインストール前に参考にさせていただいたウェブサイトを、一部ではあるがここで掲載し、感謝の意にかえたいと思う。

PHPのインストールについて

PHP マニュアル

PHPのインストール
XOOPSモジュールでおなじみのBluemoonさんのページ。

Tigerに最新PHPを入れる

JAM LOGさんのページ。GDについても若干説明有り。

注釈


不要に思えた=Imagemagickの方が画質がよいといわれているため


GDのみに対応しているもの=写メールBBSなど


(この記事は旧自宅サーバから転載したものです)

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