大腸内視鏡検査のため生まれて初めての入院 その2

※札幌明和病院は平成27年10月から「札幌朗愛会病院」と名称変更しました。この記事は2008年5月に書いたものをリライトしたものです。

寝付かれないまま起床し検査の下準備

昨夜、なかなか寝付けなかったのにもかかわらず、午前4時過ぎに目が覚める。「大腸内視鏡検査」そのものに、不安感とかはないのだが、初めてのことなので、緊張しているのかもしれない。

うとうとしながら午前5時になり、看護士さんがやってくる。

脈と血圧を測ったあと、「ガスチモン錠」3錠を渡されたので、これを飲む。消化管の運動を整える作用があるそうだ。そもそもは、胸焼け、吐き気、嘔吐などの症状を改善するのに使われるようだ。

洗腸剤を飲む

30分後、「洗腸剤」1.8リットルがくる。これを1時間半ほどかけて飲み干す。コップ1杯分200ミリリットルずつ飲むとして、10分おきに飲むと90分で飲みきる計算になる。

気になる味だが、スポーツドリンクを飲むのとさほど変わらず、飲みづらくはない。

飲み始めてすぐには、特に変化はなかったが、30分を過ぎたあたりから、頻繁に便意をもよおすようになる。

昨晩、下剤を飲んで以来、水便にはかわりないが、トイレに行くたびに、色が薄くなってくるのがはっきりわかる。1時間を過ぎた頃には、便の色は透明で、きれいな(?)黄色に変わっていた。

看護士さんに便の状況を見てもらうと、これで大腸の中が完全に空っぽになったという。いよいよ検査を待つばかりとなる。

いよいよ大腸内視鏡検査

検査の時間が近くなって、看護士さんが、後に穴のあいた紙パンツを持ってきてくれた。なるほど、これをはいて検査するのか。

それまでは、下半身丸裸の状態で検査を受けるものだとばかりおもっていたので、少し安心。さらに点滴用の針を右腕にさされ、準備は完了。検査室へ移動する。

内視鏡が体内に入る

検査する先生は女性だった。検査台に横になり、鎮痛剤だったか腸の働きを鈍くする注射をうたれ、さきほど右腕にさされた針に点滴がつながれる。

「痛かったり、異常を感じたらすぐ合図してください」の看護士さんの言葉に、少し不安を感じる。

内視鏡が体の中に入る。が、いつ入ったのかわからないくらい、違和感はなかった。強いていうなら、大腸の角を通る時に、「あ、いまこの辺にいるんだ」と感じたくらいで、痛みは全くといっていいほどなかった。

だだ、これは検査する先生のうまい下手があるのかもしれない。(あくまで想像だが、胃カメラを初めて飲んだ時は、さほど苦しくなかったのに、2回目飲んだ時は、何度嗚咽したかわからないくらい苦しい思いをしたことを思い出した次第。後日、同じ検査を受けた人のブログを見ると、大変つらい思いをした旨のことが書かれていて、やはり、腕の善し悪しはあるのかもしれない)

内視鏡のモニターを見ながらポリープを切除

あっさりと、大腸の一番奥まで内視鏡が入ったようだ。モニターを見るように指示される。

「ここが大腸と小腸の境目です」と女医さん。内視鏡をゆっくり戻していく。自分でいうのも何だけど、きれいな映像だ。

少し戻した所に、ポリープが見つかる。「これを切除します」といわれて数十秒後には切除完了。さすが、専門の先生。すばらしい技だ。痛みも全く感じなかった。

検査が手術に変更になったので入院は1日延期

そのほかは、全く異常がなく、時間にして20分ほどだと思うが、検査は終了。

このポリープが血便の原因ではないだろうとの見解をもらうが、即切除できたのはラッキーだったし、検査を受けてよかったと思う。

ただ、入院は一日延びることが決定、あと丸一日、水以外何も口にできないことを考えるとつらい。

大腸内視鏡検査→ポリープ切除を終えて

車いすで病室に戻り(車いすを押したことはあるが、おされたのは初めてで妙な感じだった)、点滴をしながらベッドで横になっていると、かみさんと下の娘が見舞いに来る。土曜日なので、入院の精算を済ませてきたようだ。かみさんは、初めて見る管理人の病衣姿を見て、おもしろそうに写真に撮って帰る。

午後になって、主治医の院長先生がきてくれた。ポリープの位置を図で教えてくれる。それほど大きなものではなかったが、小腸に近い所のポリープは、なかなか症状が出にくいので、今回早めに見つけられたのは、とてもよかったといってくれた。

ただ、検査の時言われたとおり、このポリープが血便の原因とは考えにくいとのことで、痔が原因だとしておくとのこと。なんにしても、大事にいたらなかったことがわかっただけでも、今回の検査を受けた甲斐があったと思う。


(この記事は旧自宅サーバから転載したものです)

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